ジョブズ後のアップルとは

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シリコンバレー周辺のみならず全世界的にも衝撃だったアップルCEOスティーブジョブズ引退のニュース。今さら僕が彼の功績を語らなくても皆さんよくご存じですし人によってイメージは様々だと思います。MONOSEN的に考える今後のアップルとは…

間違いなく言われるのが『ジョブズ前』『ジョブズ後』という議論。これはアップル内部で働いている人たちにとってもジョブズの亡霊との戦いを意味します。アップル製品が新発売されるたび『ジョブズすげー』なんて評価を目にします。プレゼンの巧さが消費者に対してそう写るのでしょう。ここ最近のアップル製品に関してよくよく観察するとデザインを担当しているのはジョナサンですし経営の舵取りはティムが担っています。iOS関連のソフトウエアやプロデュースは、ぎょろっとした目のスコットがいますしIPSテクノロジーと言えば恰幅のよいボブがwww iPadだろうがMacBook Airだろうがプロモビデオ出てくる人たちはいつも同じ顔ぶれなんです。
(この動画深い意味はありません)
何が言いたいかというと今までもジョブズが病気療養中で不在でも現在のチームで製品を作り続けてきたということ。そりゃもちろん「独裁者」との異名を持つジョブズCEOですから最終決定権は彼にあったのかもしれません。ですが、それぞれの分野のチームが提示する製品、コンセプトはそれぞれのスペシャリストが作るしかないはずなのです。『ジョブズすげー』と評価されてしまうと製品のデザイン、性能、価格、ユーザーインターフェースなどすべて彼が決定しているような錯覚を起こしますが実際はもちろん違うはずです。ジョブズなきあとジョナサンアイヴがいつも通りの仕事をしてくれる限りアップル製品のデザインはシンプルなままだと思いますし、iOSがものすごく使いにくく変化という事も考えにくい。もちろん、永続的にと言う訳ではなく近未来(ここ5年)においてはアップルのプロダクトはキープコンセプトされるのではないかと考えます。

ジョブズだけがいない今後のアップルにおいて僕個人が思うことは『わくわく新製品プレゼンが見られない(さみしい)』という事と『ジョブズならこう考える』みたいな亡霊にアップルファンも消費者もデベロッパーもとらわれ過ぎないで欲しいなぁと。ジョブズが工場でiPhoneを作ってるわけじゃないんです。近年の彼は「世界一の営業マン」だった。それが僕個人の評価です。ですから、今アップルに課せられている問題は「次の営業マンを誰にするか」というもの。ティムがしゃべるのかな?英語のリスニング能力が高いわけではないですがティムの質疑応答を見るとちょっとジョブズより堅く茶目っ気に欠ける感じがします。だからって深夜のテレビショッピングみたいなテンションのしゃべりのプレゼンも嫌ですけどw

ジョブズには長生きしてもらって穏やかに余生をすごして病気療養に努めてもらえたらと願っています。